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おすすめ音楽情報

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古楽、クラシック、現代音楽からジャズ、ヒップホップ、ボサノヴァ、さらには電子音楽、ボリウッド、歌謡曲、日本の祭まで、多彩なテーマでお届けする充実の連載陣!

越境せよ! 耳と眼、そして脳の旅

  • 牧野直也
  • 牧野直也

レゲエ、キューバ音楽、アイルランド音楽のすべてに精通しながら、自身の本拠地はジャズにある、と語る牧野直也は、現在5人のミュージシャンを主題とする長大なジャズ論に取り組んでいる。本誌ではその一部であるスリリングなブラッド・メルドー論を披露。驚異的な視野の広さと深さを堪能していただこう。

まつりの島
La isla de carnaval

  • 大石始

ハードコア・パンクのライヴでダイブし、ダンスホール・レゲエ やドラムンベースのパーティーで踊り続けていた筆者は、2010年に体験した2つの夏祭り──高円寺の阿波踊りと錦糸町河内音頭に自らのアイデンティティーを揺さぶられ、日本のフォークロアを巡る旅に出かける。[写真●ケイコ・K.オオイシ]

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歌の心を究むべし

  • 濱田芳通
  • 濱田芳通

古楽の演奏は、不完全な楽譜から音楽の姿を探り出す考古学であるだけでなく、アグレッシヴな創造的解釈と精神の飛躍が求められる。いまもっとも刺激的な古楽グループのひとつ「アントネッロ」を率いる濱田芳通が、「古楽の冒険」を生き生きと綴る!

→この連載が本になりました! 
濱田芳通『歌の心を究むべし』

日々是好音
──細川周平の音楽時評

  • 細川周平
  • 細川周平

ともに手練れの音楽評論家である岡田暁生と細川周平が、新聞や雑誌には書きたくても書けない「とっておきの」音楽体験を、読者とシェアする音楽時評リレー連載。

電子音楽クルージング
──現代音楽からEDMまで

  • 有馬純寿+
  • ヲノサトル
  • 有馬純寿
  • ヲノサトル

現代音楽の電子音響演奏の第一人者・有馬純寿と、ポップスから現代音楽まで幅広いジャンルで活躍するヲノサトルの二人が、クラシックから最新のダンスミュージックまで、電子音楽の世界を「サンプリング」「アウラ」などさまざまな視点から縦横に論じる!

オーディオは音楽、音楽はオーディオ

  • 和田博巳
  • 和田博巳

ミュージシャンとしてプ ロデューサーとして、レコーディング現場での経験の豊富で、いまもっとも信頼の篤いオーディオ評論家・和田博巳が、録音・再生技術に着目した音楽とオーディオの楽しみ方を指南!

カタコト歌謡の近代

  • 輪島裕介
  • 輪島裕介

「ウナギイヌ」たる「カタコト歌謡」こそが、じつは近代日本大衆歌謡の主流だった!? そんな視点からバートン・クレーン、川畑文子、ディック・ミ ネ、トニー谷、ジェリー藤尾などなどを俎上に載せ、日本歌謡史をたどり直す、史上初の「カタコト歌謡」論見参!

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文化系のためのヒップホップ通信

  • 長谷川町蔵+
  • 大和田俊之
  • 長谷川町蔵
  • 大和田俊之

ライムスターの宇多丸さんや山下達郎さんに絶賛された名著『文化系のためのヒップホップ入門』(2011年、小社刊)のコンビが戻ってきた! この「通信」では「入門」の重要なポイントを踏まえつつ、2012年以降の最新動向を見たり聴いたり語り合ったりしていく。

片山杜秀の“昭和日記”

  • 片山杜秀
  • 片山杜秀

音楽評論家で政治思想史研究者の片山杜秀の原点はここに! 激動の世を飽くなき好奇心で見つめ、レコード蒐集に狂奔する若き日々の記録。

イギリス音楽の風景
「英国音楽ルネサンス」をめぐって

  • 中野重夫

数百年にわたって音楽興行をリードし、ビートルズ、プロムス、ウェスト・エンドのミュージカルなど豊かな音楽文化を誇るイギリスは、 そのいっぽうで「音楽のない国」とも言われてきました。この連載では、19世紀以降のイギリス音楽の歴史を粗描風にたどりながら、「イング リッシュネス」とも表現されるその独自性がどこに由縁するものかを明らかにしていきます。

ロッカウェイビーチ

  • 山崎春美
  • 山崎春美

伝説のバンド「ガセネタ」 のヴォーカリストにして、「タコ」の主宰者。昨年、初の著作集を刊行してますます血気盛んな山崎春美が取り組む唯一にして初のフィクション!

音のある遠景

  • 石田昌隆
  • 石田昌隆

カメラを携えて“音楽の発火点”を求める旅は、東西間の「壁」が崩れる直前、1989年初頭のベルリンに始まり、パリ、 キューバ、エルサレム〜ガザ地区へ、さらにシリア、ダブリンへと続く。

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アラブ、アイルランド、アメリカを巡る音楽の旅

  • おおしまゆたか
  • おおしまゆたか

アフリカとヨーロッパのルーツ・ミュージックが北米のポピュラー音楽へと転生していく過程にはイスラーム世界の音楽が大きく作用していたのではないか、という大胆な仮説を立てて、東西の音源を探る試み。

武満徹の電子音楽

  • 川崎弘二
  • 川崎弘二

第1回「ミュジック・コンクレートの構想」に始まり、作曲家・武満徹の手がけた電子音楽とその周辺の作曲家・芸術家たちの動向を、NHK『スコラ』にも出演した電子音楽研究の第一人者が実証的にたどっていく。

帝都クラシック探訪
──音楽都市TOKYOを歩く

  • 山崎浩太郎
  • 山崎浩太郎

クラシック音楽の演奏史を生き生きと伝える音楽史譚家・山崎浩太郎が、東京の音楽生活を彩ってきた数々の音楽ホールやレコード店などを、その土地の歴史とともに紹介。毎回個性的なゲストが登場。

ブック・レビュー[洋書]

  • 金子智太郎
  • 金子智太郎

『アルテス』Vol.1〜4に引き続いての洋書レビュー連載。美学と聴覚文化論を専門とする研究者の、サウンドアート、フィールド・レコーディング、ムーンドッグ伝など広く目を配った選書にご注目を。

ドクター松生のPOPSカルテ

  • 松生恒夫

    数多くの著書やテレビ出演などをつうじて「心と体のデトックス」を提案してきた医師・松生恒夫が、愛してやまないポップスをテーマにお送りする健康コラム。

    ブック・レビュー[和書]

    • 大谷能生
    • 大谷能生

    音楽家として、批評家として、質の高い仕事を続けている筆者による書評連載。2ヶ月に1冊ずつ、日本語で書かれた音楽書の新刊をおもにとりあげていく。

    和の変容

    • 小野幸恵
    • 小野幸恵

    「和」の潜在的な魅力と新たな可能性を追いながら、さまざまなアートシーンを紹介。芸能、手仕事、日用品……自由な視点で現代の「和」のかたちを伝える。

    ボリウッド新世紀
    ──サラームのインド映画&音楽紀行

    • サラーム海上
    • サラーム海上

    日本でも大ヒットした『ムトゥ 踊るマハラジャ』(1995年)から『きっと、うまくいく』(2009 年)に至るまで、ハリウッドならぬ“ボリウッド”産を中心とするインド映画は今や世界を席巻している。毎年インドに通い、古典から最新のサウンドまでインド音楽に精通している“エキゾライター” が、めくるめくボリウッド映画とその音楽を案内する!

    音痴と日本文化

    • 安田寛
    • 安田寛

    西洋クラシック音楽の日本の教育現場への受容史に詳しい安田寛が、日本の音楽文化に「音痴」という視点から新たな光を当てる。

    倍音と幽霊
    ──ハリー・スミスのアメリカ

    • 大和田俊之
    • 大和田俊之

    ボブ・ディランを筆頭に多くのフォーク・ミュージシャンに多大な影響を与え、アメリカ・ルーツ音楽の見直しが進んだ90年代以降、高く評価されるようになった1952年のアルバム『アンソロジー・オブ・アメリカン・フォーク・ミュージック』。その編者ハリー・スミスが幻視したアメリカとは──

    ジョアン・ジルベルト〜ザ・ボサ・ノヴァ

    • 宮田茂樹
    • 宮田茂樹

    2003年9月、ついに日本にやってきたボサ・ノヴァの神様、ジョアン・ジルベルト。「奇跡」と謳われたその日本公演を実現させた立役者の一人が、長年音楽プロデューサーとして活躍してきた宮田茂樹。めったに自室から出ない、人に会わない、といった伝説的な行動で知られるジョアンを遠く日本に連れてまでの長い道のりがここに明らかに!

    うたうからだ

    • 波多野睦美
    • 波多野睦美

    「からだを音楽を奏でる」歌い手が、自らの身体をとおして考える。古楽を中心に、幅広いジャンルで独自の存在感を放つ歌手・波多野睦美が紡ぎ出すことばの花束。

    イマジナリア

    • 鈴木治行
    • 鈴木治行

    作曲家・鈴木治行が自作の『語りもの』シリーズを例にとりながら、「音とイメージ」による表現のあり方を探る。『アルテス』Vol.1〜4に引き続き、電子版では題材をサイレント映画に移してさらなる可能性を追っていく。

    suara, macam2 音声、いろいろ

    • ト田隆嗣
    • ト田隆嗣

    あるときは録音機をかついでアマゾンの川を下り、あるときは南の島でジャングルをトレックし、あるときは歌って踊る警官と国境を越え──まだまだ続く文化人類学者のフィールドワーク珍道中。

    Carte blanche

    • 小鍛冶邦隆
    • 小鍛冶邦隆

    「Carte blanche(カルト・ブランシュ)」とは、署名入りの白紙(carte blanche)に自由に書き込むというところから、制作者が主催者から一任され、自由なコンセプトでプログラムを組むという意味。作曲家・小鍛冶邦隆が現代の音楽状況をめぐる諸問題に鋭くせまる!(『アルテス』Facebookページでの旧連載はこちら

    ABOUT

    『アルテス』電子版とは?

    ジャンル無用の音楽言論誌『アルテス』がデジタル・マガジンに!
    9月から月イチで配信中! 連載30本超!

    『アルテス』電子版2015年9月号

    2011年11月に創刊し、第4号までご高評をいただいた “ジャンル無用の音楽言論誌”『アルテス』を、連載を主体とする電子版としてリニューアル、2013年9月から月刊でデータ配信を始めました。総勢30人以上の強力な執筆陣が原則として隔月で登場します。

    お届けするデータのフォーマットは「EPUB」「PDF」「mobi」の2種類(mobiファイルは2014年2月号から)。「EPUB」はスマホやタブレットでの標準フォーマット(PCでも読めます)、PDFは広く使われている汎用フォーマット、mobiはアマゾンのKindleに対応したフォーマットです。

    購読料は「800円+税/月」。世界中で使われ安全性も高く評価されている「PayPal(ペイパル)」でのご決済となります(ご希望の方には銀行振込もお選びいただけます)。ひと月分お得な「6ヵ月4000円+税コース」もご用意しましたので、「購読する」からお申し込みください。お支払いが確認でき次第、ダウンロードのご案内をメールでお送りします。

    各号単体でのご購入をご希望の方は「バックナンバー」からお好きな号を選んでご購入ください。定期 購読と同様、お支払いが確認でき次第、ダウンロードのご案内をメールでお送りします。

    この『アルテス』電子版の連載は完結したもの、分量がまとまったものから、順次書籍として刊行して いく予定です。ぜひとも多くの方にこの『アルテス』電子版をご購読いただき、その成果を世に出すために応援していただけるとうれしいです。

    アルテスパブリッシング代表
    鈴木 茂・木村 元

    “ジャンル無用の音楽言論誌”『アルテス』
    発行所株式会社アルテスパブリッシング
    155-0032 東京都世田谷区代沢 5-16-23 ルフィ下北沢 303
    TEL. 03-6805-2886 FAX. 03-3411-7927
    編集・発行人鈴木茂・木村元
    ロゴデザイン宮一紀
    デザイン折田烈(餅屋デザイン)
    DTP浜田淳
    編集協力公魚(渡邊未帆、高橋智子)、恵谷隆英
    ウェブサイトデザイン・制作加藤賢策・中野由貴(LABORATORIES)、藤本圭