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まさに待望の書! リヒャルト・シュトラウスの日本語で読める伝記が、岡田暁生さんという当代最高の著者を得て刊行されました。「シュトラウスという作曲家「個人」よりもむしろ、近代音楽史の極めて重要な諸文脈の交差点としての彼に対して、いつも興味を抱いてきた」(「あとがき」より)という岡田さんの視座によって貫かれた「一作曲家をとおして観る19世紀ヨーロッパ」といった風情も感じさせる書。シュトラウスに関心をもつ人ならずとも、「必読」といっていい本だと思います。