【CD】スティーヴ・レイシー『スクール・デイズ +2』(EMANEM/Bishop Records)

セロニアス・モンクにバップを、セシル・テイラーにフリー・ジャズを、ギル・エヴァンスにモダン・ジャズを学び、彼らに重用され続けたソプラノ・サックス奏者スティーヴ・レイシーがレギュラー・グループを持って初録音した初期の重要作『スクール・デイズ』が、モンク・ユニット参加時の幻の音源を追加収録して再発となりました。あたかも「セロニアス・モンク名曲集」の感もあり、レイシーのモンクへの敬愛にあふれた愛すべき作品です。 [木村] Bishop Records|スティーヴ レイシー / スクールデイズ +2

【公募】4/11〆切「トーキョー・エクスペリメンタル・フェスティバル(TEF)Vol.10」参加企画募集

今秋から冬にかけて開催される「トーキョー・エクスペリメンタル・フェスティバル(TEF)Vol.10」で、現在、参加企画を募集しています。 http://www.tokyo-ws.org/application/2015/02/tef0228-j.shtml TEFは実験的な公演や音にまつわる展示を一挙に紹介するフェスティバルで、これまでも、国内外から集まったさまざまな個性的な企画を紹介しています。以下はVol.9のパフォーマンス部門紹介のリンクです。 http://www.tokyo-ws.org/archive/2014/08/tef9.shtml https://www.you・・・

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【book】久保田慶一(著)『バッハの四兄弟』〈オルフェ・ライブラリー〉(音楽之友社)

『音楽用語ものしり事典』『モーツァルト家のキャリア教育』などで、アルテスもたいへんお世話になっている音楽学者・久保田慶一さんの新著。ヨハン・セバスティアン・バッハが“大バッハ”とよばれるようになる前、18世紀にはその4人の息子たち──フリーデマン、エマヌエル、フリードリヒ、クリスティアン──のほうが有名人。兄弟の関係やおのおのの業績を1冊にまとめた久保田さんならではの快著です。[木村] 久保田慶一(著)『バッハの四兄弟』〈オルフェ・ライブラリー〉(音楽之友社)

【web】トッパンホール×ミュージックバード×東京藝大の産学協同プロジェクトによるハイレゾ配信開始

トッパンホール、ミュージックバードと東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科の三者が展開する産学協同プロジェクト「トッパンホール・トライアングル」にて収録したトッパンホール主催公演のライヴ3音源が、オンキヨー&パイオニアイノベーションズ株式会社が運営するハイレゾ音楽配信サービス「e-onkyo music」にて、3月20日より配信開始されています。 配信されているのは、ハープ奏者・山宮るり子、ヴァイオリニスト・山根一仁、ピアニスト・島田彩乃という若手アーティストの音源。日本のクラシック界の未来像が見えてきます。 ■配信開始日 2015年3月20日(金) ■サービスURL e-onkyo・・・

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【book】飯尾洋一(著)『クラシック音楽のトリセツ』(SB新書)

アルテスが公私ともに(?)お世話になっている音楽ライターの飯尾洋一さんの最新刊。「クラシック音楽」と「トリセツ」という言葉のマッチングの妙! 「クラシックにハマりたかったあなたのために!」という帯の惹句からもわかるように、大人になってからクラシックを聴いてみたい──と思ったはいいけれど、いまさら他人に訊けない疑問が渦巻いて躊躇している人のための本。「通」を自任する方々も読んどいて損はなし(そういう人も「トリセツ」というタイトルだと抵抗なく手に取れるのでは?)。[木村] 飯尾洋一(著)『クラシック音楽のトリセツ』(SB新書)

【book】桐竹勘十郎(監修)、小野幸惠(著)『桐竹勘十郎と文楽を観よう』〈新版 日本の伝統芸能はおもしろい〉(岩崎書店)

小社刊『幸四郎と観る歌舞伎』の著者で、本誌で「和の変容」を好評連載中の小野幸惠さんが2002年に出された『吉田蓑太郎の文楽』が増補・改訂されて新版として登場! 小学生向けの入門書ですが、「文楽を観てみたいけれど、何から入っていいかわからない」とお悩みの諸兄姉におすすめしたい1冊。大判のサイズでふんだんに掲載された美しい写真を見ているだけでしあわせになれます。同じシリーズで『観世清和と能を観よう』『野村萬斎と狂言を観よう』『市川染五郎と歌舞伎を観よう』『東儀秀樹と雅楽を観よう』『柳家花緑と落語を観よう』も刊行されています(いずれも小野幸惠著)。[木村] 桐竹勘十郎(監修)、小野幸惠(著)『・・・

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【当サイト限定チケットプレゼント】オーケストラ・ニッポニカ演奏会にご招待!

日本の作曲家の管弦楽作品を精力的に演奏・紹介しているオーケストラ・ニッポニカから、耳寄りなお話。当サイトの読者を演奏会にご招待いただけます! 【演奏会詳細】 第27回演奏会 1958年の交響作品撰 2015年5月17日(日) 14:30開演 14:20よりプレトークがあります。(14:00開場) 東京四谷・紀尾井ホール/全席指定 S 3,000円/A 2,000円 芥川也寸志/エローラ交響曲(1958)  三善晃/交響的変容(1958) 舞台初演 武満徹/ソリチュード・ソノール(1958) 矢代秋雄/交響曲(1958) 指揮  野平一郎 管弦楽 オーケストラ・ニ・・・

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【event】3/15『踊る昭和歌謡―リズムからみる大衆音楽』刊行記念 輪島裕介×江弘毅トークショー

本誌で『カタコト歌謡の近代』を連載中の輪島さんが、新著『踊る昭和歌謡―リズムからみる大衆音楽』(NHK出版新書)の刊行されたことはこのコーナーでお伝えしました。その刊行記念としてたいへん魅力的なトークショーが、3月15日(日)に心斎橋のスタンダードブックストアで開催されます。 “知る人ぞ知る音楽通、編集者”と紹介されていますが、内田樹さんとも親交が深く、書き手としても、バンドマンとしてもご活躍の江弘毅さんとの対談! ラテンと歌謡曲に精通するお二人の対話、都内だったら駆けつけたかった! 詳細は同店のウェブサイトをご覧ください。

【book】櫻井雅人+ヘルマン・ゴチェフスキ+安田寛(著)『仰げば尊し──幻の原曲発見と『小学唱歌集』全軌跡』(東京堂出版)

『アルテス』電子版で「音痴と日本文化」を好評連載中の安田寛さんの最新作。英語学者の櫻井優人さん、音楽学者のヘルマン・ゴチェフスキさんとの共著で、「『小学唱歌集』最大の謎」とされてきた「仰げば尊し」のルーツにせまります。巻末には『小学唱歌集』全曲の原曲一覧も掲載。 [木村] 東京堂出版|仰げば尊し──幻の原曲発見と『小学唱歌集』全軌跡

【event】3/15 有本真紀+岸田雅子+下田正幸「卒業ソングはなぜうけるのか?」|アーツ千代田3331 コミュニティスペース

ユージンプランニングが発信する「音楽寺子屋スペシャル」の第6弾は「卒業ソングはなぜうけるのか?」。以下、同社サイトから転載します。 ユージンプランニング創立9周年企画 「九段の坂は苦難だった」 Yujin Planning PRESENTS 音楽寺子屋スペシャル vol.6 卒業ソングはなぜうけるのか? 〜その涙の源泉をたどる〜 http://yujinplanning.com/ 桜の季節が近づくと毎年聴こえてくる「卒業ソング」。今では、春の歌の代名詞ともなっている。 でも、この卒業ソングはいったいどのような歴史を持ち、いつから今日的な影響力を持ちはじめたのか。 そのす・・・

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