【book】小野幸惠(著)鳥越文蔵(監修)『週刊誌記者 近松門左衛門──最新現代語訳で読む「曽根崎心中」「女殺油地獄」』(文春新書)

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歌舞伎入門書『幸四郎と観る歌舞伎』(小社刊)や『アルテス』および『アルテス電子版』での好評連載「和の変容」など、日本伝統芸能を中心とする多数の著作で知られるライター/編集者の小野幸恵さんによる最新刊。「日本のシェイクスピア」とよばれる浄瑠璃作者・近松門左衛門の代表作「曽根崎心中」と「女殺油地獄」を現代語で読みながら、現代でいえばさしずめ「週刊誌のエース記者」ともいえそうな近松のジャーナリスティックなセンスにせまるという異色作。近松の浄瑠璃が300年後の現代でも新しいのはなぜか──この本を読むとわかります!

[木村]

文春新書|週刊誌記者 近松門左衛門──最新現代語訳で読む「曽根崎心中」「女殺油地獄」