本誌Vol.4（紙版）の特集「101年目のジョン・ケージ」に原稿を寄せてくださった松平敬さんが参加する「低音デュオ」が、第6回演奏会を開催します。本誌ではおなじみの作曲家・三輪眞弘さんの初演作も！

以下、ナヤ・コレクティブさんからのご案内文です。

低音デュオ第六回演奏会
http://teionduo.net/

低音デュオとは2006年に結成された、男声、チューバという変則的な編成によるユニットである。
この特殊な編成のために、近藤譲、鈴木治行、田中吉史、木下正道、難波研、檜垣智也など、個性も世代もヴァラエティに富んだ作曲家への新作委嘱を行う一方、古代ギリシア、ルネサンスなど、古の音楽の演奏にも取り組んでいる。
今回は、そのシステマティックな作曲技法が独創的な音響世界を生み出す三輪眞弘、中谷通への委嘱新作、低音デュオの過去の委嘱作の中でもとりわけ異彩を放つ、松平頼曉、山根明季子作品の再演を核としたプログラムを世に問う。教育目的に書かれたゆえに、思いがけず不思議な肌触りをもつコダーイの小品にも注目したい。（チラシより）

日時：2014年3月24日（月）18:30開場 19:00開演
会場：杉並公会堂小ホール
http://www.suginamikoukaidou.com/
前売2500円、当日3000円

出演：
松平敬（声）
橋本晋哉（チューバ）

プログラム：
三輪眞弘「お母さんがねたので」（委嘱）
中谷通「2_1/96/_1」（委嘱）
山根明季子「水玉コレクション No. 12」
松平頼暁「ローテーション I」
Z. コダーイ「66の二声練習曲」「77の二声練習曲」より

お問い合わせ　teion2●me.com　●＝アットマーク
チケット取扱：カンフェティ
http://www.confetti-web.com/detail.aspx?tid=120416

主催：低音デュオ
助成：公益財団法人野村財団
NPO法人JML音楽研究所
制作協力：ナヤ・コレクティブ