ノーマン・レブレヒト(著)、猪上杉子(訳)『クラシック レコードの百年史──記念碑的名盤100+迷盤20』春秋社

http://www.bookservice.jp/ItemDetail?cmId=6111207

『だれがクラシックをだめにしたか』などで知られるイギリスの著名音楽ジャーナリストが、いまや存亡の危機に瀕している「レコード」(CDも含む)に捧げるオマージュ。「クラシック・レコードというひとつの芸術形式の終焉に寄せる「辞世の句」であり、……そしてレコード産業やレコード・レーベルの栄枯盛衰の歴史を証言とともに綴った「叙事詩」」(訳者あとがき)。レコード・リスナーとしてクラシック音楽に接していた人にとっては、たまらない1冊でしょう。