【concert】12/5 向山良作+榊原彩デュオ・コンサート

向山良作さんは私の大学時代の友人。1990年に渡仏以来パリで研鑽を積み、活動してきたピアニストですが、このほど25年ぶりにパリ生活に終止符をうって帰国、奥さんのチェリスト榊原彩さんとともに、福島・郡山を本拠地として新たに活動を始めることになりました。このたびの帰国公演は、さまざまな国の作曲家による魅力的なプログラムによるもので、二人が長年のパリ生活で培った深い音楽的教養を垣間見せるものです。榊原さんの優美かつ雄渾なチェロと、大学時代からとくに名伴奏者として鳴らした向山さんのピアノを、ぜひ多くの方々にお薦めしたいと思います。

[木村]

向山良作+榊原彩
ピアノ&チェロ デュオ・コンサート
https://www.facebook.com/events/1049199288432895/

2015年12月5日(土)
18:00開場/18:30開演
サロン・ド・パッサージュ
入場料:3500円(全席自由)

Program
グラナドス「間奏曲」(オペラ「ゴエスカス」より)
カサド「親愛の言葉」
スクリアビン「詩的な曲 作品32の1」
ピアソラ「ル グラン タンゴ」
ヴィラ・ロボス「小組曲」
グリーグ「チェロとピアノのためのソナタ 作品36」

向山良作 (ピアノ)
90年に渡仏。パリエコールノルマル音楽院にてフランソワーズ・ビュッフェ=アルセニエヴィッチ女史にピアノを師事。ピアノ高等教育課程、高等演奏課程、室内楽高等ディプロムを満場一致で取得。パリ市立音楽教室にて21年間ピアノを指導する他、合唱団の伴奏、デュオコンサートなどで活躍。2015年9月帰国。

榊原彩 (チェロ)
桐朋学園高校音楽部、桐朋学園大学音楽部卒業。故井上頼豊にチェロ、故徳永兼一郎に室内楽を師事。91年に渡仏。アラン・ムニエ氏にチェロを師事、パリ第8大学修士課程で音楽学を学ぶ。1994年より演奏活動を開始。創作舞台、タンゴと現代音楽のトリオ、現代音楽室内合奏団まで幅広い活動をする。2015年9月帰国。

問合せ先:鈴木禎(080-4128-6828)