電子音楽クルージング ──現代音楽からEDMまで

現代音楽の電子音響演奏の第一人者・有馬純寿と、ポップスから現代音楽まで幅広いジャンルで活躍するヲノサトルの二人が、クラシックから最新のダンスミュージックまで、電子音楽の世界を「サンプリング」「アウラ」などさまざまな視点から縦横に論じる!

有馬純寿
PROFILE

有馬純寿

ミュージシャン

ありま・すみひさ:1965年生まれ。エレクトロニクスやコンピュータを用いた音響表現を中心に、現代音楽、即興演奏などジャンルを横断する活動を展開。ソリストや室内アンサンブルのメンバーとして国内外の現代音楽祭に参加し、300を超える作品の演奏や音響技術を手がけ高い評価を得ている。第63回芸術選奨文部科学大臣新人賞芸術振興部門を受賞。現在、帝塚山学院大学人間科学部准教授。

ヲノサトル
PROFILE

ヲノサトル

音楽家

をの・さとる:1964年生まれ。現代音楽の作曲家としてキャリアを開始、電子楽器による実験音楽や即興演奏からポップ・ミュージックまで活動を拡張。芸術ユニット「明和電機」、ムード音楽バンド「ブラックベルベッツ」、ギーク・エレクトロ・ユニット「XILICON」などさまざまなプロジェクトにかかわる。著書『甘い作曲講座』、最新CD『舞踏組曲』など作品多数。現在、多摩美術大学美術学部准教授。公式サイト:www.swono.com