イマジナリア

作曲家・鈴木治行が自作の『語りもの』シリーズを例にとりながら、「音とイメージ」による表現のあり方を探る。『アルテス』Vol.1〜4に引き続き、電子版では題材をサイレント映画に移してさらなる可能性を追っていく。

鈴木治行
PROFILE

鈴木治行

作曲家

すずき・はるゆき:東京都出身。1990年,作曲家グループTempus Novum結成。1995年、『二重の鍵』が第16回入野賞受賞。1997年、衛星ラジオ「Music Bird」にて鈴木治行特集放送、2005年、ガウデアムス音楽週間、2006年、イタリアのサンタマリア・ヌオヴァ音楽祭に招待参加など、作品は国内外で演奏、放送されている。他ジャンルとのコラボレーションにも積極的で、演劇、美術、映像などとの共同作業を行ってきた。ソロCDに『システマティック・メタル』『語りもの』『電子音楽作品集1』『比率』などがある。近年は電子音楽の自作自演も行っている。